「サンデー毎日」の報道で一躍、話題となっております「パパラチャサファイア」の鑑別取り扱いは世界的な宝石研究機関の動向、AGL(宝石鑑別団体協議会)の調査・研究が進捗するまで当面、鑑別書の発行を停止するとの方向。現行ルールでは当該サファイアが「発色のため何らかの添加物が外部より加えられたもの」の場合は処理(トリートメント)のカテゴリーに入り、「何らかの添加物が外部より加えられていない場合はエンハンスメントのカテゴリーに入ります。
しかし、今回の「パパラチャサファイア?」は従来の加熱処理では見られないピンクサファイアの表面層にオレンジ色の層が見られるのが特徴です。他の色のコランダムでもその種の処理が行われている可能性があり、世界の研究機関・国内において研究が進み、表記方法が一日も早く統一されることを望みたい。
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